埼玉高速鉄道株式会社と本学は2020年に産学連携協定を締結し、今年度、浦和美園・見沼田んぼエリアを舞台に産学連携プロジェクトを展開しています。
8月26日、このプロジェクトの一環として、経済経営学部経済経営学科 藤井大輔ゼミの2年生・3年生の学生が、さいたま市見沼区で発酵ジンジャーエールを製造・販売している「しょうがのむし」の醸造所を見学しました。株式会社しょうがのむしは周東孝一代表取締役が起業したベンチャー企業で、ヨーロッパでよく飲まれている発酵ジンジャーエールを日本で初めて製造・販売しています。見沼田んぼで育ったショウガを使ったもので、どんな食事にも合う飲み物です。
学生はこの見学を通じて、実際の商品を製造・販売する経営、それに加え製造・販売を取り巻く経済について、教室で学ぶものとは違うリアルな体験を通じた学びを得ました。9月にはさいたま市緑区(見沼田んぼ)にある発酵ジンジャーエールに使うショウガを栽培する畑も見学し、10月の大学祭「埼学祭」では、この見学などプロジェクトの成果を発表する予定です。