公認心理師カリキュラム対応 (公財)日本臨床心理士資格認定協会 第1種指定大学院 |
現在日本の社会では、子どもから大人、高齢者に至るまで、こころの支援を必要とする様々な問題が急増しています。本研究科では、教育、医療、福祉などのヒューマンケア領域で、公認心理師や臨床心理士としてこうした問題を抱える人々のこころの健康をサポートできる高度な心理支援専門家を養成します。本研究科で培った専門知識や実践的な対人援助技術、研究スキルを駆使して、人々のこころの健康と幸福の実現に貢献できることを期待しています。
「公認心理師」(国家資格)養成に対応します。
本学の心理学研究科と心理学科では、公認心理師養成カリキュラムに対応しています。
令和4年度の公認心理師の合格率は100%です。(令和5年現在)
令和4年度の臨床心理士の合格率は100%です。(令和5年現在)
体系的で高度な臨床心理学の学びを通じて、以下のような具体的かつ実践的な力を養うことができます。
本大学院では、教育、福祉、医療等のヒューマンケアの領域で、公認心理師、臨床心理士が活躍するために必要な、科学的知識や高度で実践的な対人技術能力を養うことができます。
現在日本では、子供から大人、さらには高齢者に至るまで、心理的支援を必要とする人々が増加しています。将来は、本大学院で培った力をもとに、人々のこころの健康をサポートできる公認心理師、臨床心理士として社会に貢献してください。
本学では、大学院生の研究活動を支援し、大学院の研究の充実と活性化を図るため、研究奨励金を給付します。
奨励金の給付は休学中の者を除き、毎年度申請することができ、希望者全員に支給されます。
年額 50,000円(上限)/1人
臨床心理カウンセリングセンターは、臨床心理学の分野で研究と実践を深めてきた教員がカウンセラーとしてさまざまな心理的問題に応じています。相談内容は対人関係の悩み、性格・行動の問題、学校不適応、発達上の問題などさまざまです。また本センターは公認心理師、臨床心理士をめざす大学院生の臨床心理実習の学内施設も兼ねており、教員の指導のもとで大学院生が実際に面接を行い、心理面接について深く学んでいきます。
基幹科目群 |
「臨床心理学特論」「臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践)」「臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習D)」「臨床心理基礎実習」などの科目を通じて、深く共感的に個人と関わり、こころの問題を解決するための援助能力を育成します。
臨床心理学特論Ⅰ・Ⅱ/臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践)/臨床心理面接特論Ⅱ/臨床心理査定演習Ⅰ(心理的アセスメントに関する理論と実践)/臨床心理査定演習Ⅱ/臨床心理基礎実習Ⅰ・Ⅱ/心理実践実習A~C/臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習D)/臨床心理実習Ⅱ
基礎科目群 |
「データ解析法特論」「臨床心理学研究法持論」などの科目を通じて、より高度で科学的な方法論を修得し、「発達心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)」「人間関係学特論」などの科目を通じて、人間のこころの発達の多様性と複雑性をより深く理解する能力を育成します。
データ解析法特論/臨床心理学研究法特論/教育心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)/発達心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)/人間関係学特論
発展科目群 |
「グループ・アプローチ特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)」などの科目を通じて、学校・地域・職場などの組織を支援する能力を育成します。「健康心理実践特論(心の健康教育に関する理論と実践)」「心理療法特論」などの科目を通じて、地域の人々のこころの健康を支援する能力を育成します。
心身医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開)/精神医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開)/犯罪・非行心理学特論(司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開)/健康心理実践特論(心の健康教育に関する理論と実践)/心理療法特論/障害者(児)心理学特論(福祉分野に関する理論と支援の展開)/学校臨床心理学特論/グループ・アプローチ特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)/産業・組織心理学特論(産業・労働分野に関する理論と支援の展開)
研究指導 |
修士論文を作成するためのリサーチスキル、研究計画やその成果を発表するためのプレゼンテーションスキル、論文作成における論理展開力などを育成します。
特別課題研究Ⅰ/特別課題研究Ⅱ
修了要件 |
●本課程に2年以上在学
●専門科目35単位(必修25単位を含む)以上、「特別課題研究Ⅰ・Ⅱ」各4単位の合計43単位以上を修得
●修士論文を提出して、その審査及び最終試験に合格すること
学位 |
修士(臨床心理学)
修士論文テーマ |
令和4年度修了生
●大学生が抱いている教員のイメージが相談希求に及ぼす影響
●養護教諭の職務における養護教諭と教諭間の認知差に関する探索的研究
●システムエンジニアを対象とした仕事遂行を支援するソーシャルスキルの解明
令和3年度修了生
●母親を対象とした子ども時代のポジティブな経験と状態被援助志向性の関連に関する調査研究-育児感情、ソーシャルサポートを媒介変数として-
●対人関係における適応的な諦めが問題への直面化と精神的健康に及ぼす影響
令和2年度修了生
●進学動機と大学生活の重点が大学適応感に与える影響‐登校経験および不登校傾向の相違による比較検討‐
●困難経験時の自己成長主導性及び認知的統制が精神的健康に及ぼす影響
●大学生におけるアイデンティティ発達が進路選択に対する自己効力および就職活動に及ぼす影響
令和元年度修了生
●感謝の筆記における意識的志向性が気分の変化に及ぼす効果
●大学生が考える相談室及び保健室に対する認識の違いについての検討
●周囲の用いるユーモアがレジリエンスに与える影響について
●過去のいじめ被害体験が心的外傷後成長に至る過程と心身の健康に与える影響
-いじめに対するコーピングと熟考に着目して-
●大学生の「ひきこもり現象」に関する情報接触度と理解度がひきこもり者に対する感情評価と態度形成に及ぼす影響
平成30年度修了生
●マインドフルネス傾向が価値の明確化と注意制御に与える影響
●重要な他者と愛着スタイルがアイデンティティに及ぼす影響の検討
●ため込み行動の内的構造と適応機能に関する研究
●青年期前期の親への同一視が大学生のアイデンティティに与える影響
●小学校高学年を対象にした「問題解決」スキルの習得を目的としたソーシャルスキル教育の実践研究
●過去の友人関係における心的外傷後成長が大学生活に及ぼす影響について
平成29年度修了生
●産婦のメタ認知能力が産後の抑うつ傾向に与える影響
● 大学生における日常生活習慣態度と身体感覚の受容性が心身愁訴に及ぼす影響
● 適切な自己開示者の特徴と自己開示時の感情について
-認知的共感性・親和性・自己効力感との関連-
●関係性攻撃における同調が敵意・罪悪感に与える影響について
● 中学生を対象としたネガティブ感情への対処スキルの獲得を目的とした研究
平成28年度修了生
●Twitterを用いた筆記表現法が主観的幸福感へ及ぼす効果
● 気になる子どもの保育における保育者の「効力感」と「孤独感」の関係―保育者の相談支援に着目して―
大学院心理学研究科修了生、1名が合格!(合格率100%)
令和4年度の公認心理師試験に大学院心理学研究科修了生が1名受験し、見事合格しました。
本学の受験者の合格率は、100%です。(令和5年現在)
令和2年度修了生
勤務先 埼玉学園大学臨床心理カウンセリングセンター 相談研修員私は、学部へ入学した後に公認心理師法が施行され、大学院で公認心理師養成のカリキュラムを学ぶことができると知り、進学を決めました。
入学後は、公認心理師の活動する5領域の分野である、医療・福祉・教育・産業・司法についての基礎やそれぞれの領域での公認心理師の在り方を学び、学内、学外での実習を経験しました。特に、学外実習として、医療や教育分野の現場で実際に実習をさせていただいた経験や、現場で実際におこなわれている支援を間近で学ぶことができたことは、自分の大きな力になったと感じています。
今後、埼玉学園で学んでいく皆さんが実りある学びをおこなえるよう、願っております。
令和元年度修了生
勤務先 越谷市教育センター
埼玉学園大学心臨床心理カウンセリングセンター 相談研修員本大学院での公認心理師養成の第1期生として入学し、新たな公認心理師対応のカリキュラムのもとで、学ばせていただきました。入学当初は戸惑うことも多くありましたが、先生方や、先輩方に助けられて、多くのことを学ぶことができました。学外自習では、医療・福祉・教育・産業・司法の5領域全ての、実習を受けることができました。それぞれの領域ごとに、新たな学びがあり、現場で実際に実習させていただいたからこそ、理解できることも多くあり大変有意義な実習となりました。
これから、埼玉学園で学ばれる皆さんにとっても、充実した、学びができますことをお祈しております。
令和元年度修了生
勤務先 茨城県土浦児童相談所
埼玉学園大学臨床心理カウンセリングセンター 相談研修員私は、公認心理師カリキュラムがスタートした1年目に本大学大学院に入学しました。
従来のカリキュラムとは異なり、実習時間や実習先の領域、履修科目等が事細かに決められており、入学当初は生活に慣れることができず、悩むことや苦しいことが多々ありました。それでも諦めずに続けられたのは、親身になってくださった先生方や先輩方、同期、後輩の皆さんがいたからだと思います。
埼玉学園大学大学院は学外、学内ともに実習が充実しています。また大学院生が安心してケースを持てるようにスーパービジョンやカンファレンスが充実していることも魅力です。何より皆さんの夢や挑戦を尊重し、サポートしてくださる先生方がいらっしゃいます。
ぜひ埼玉学園大学大学院でたくさんの挑戦をしてみてください。心から応援しています。
私も皆さんと一緒に成長できるようにより一層の研鑽に努めていきたいと思います。
大学院心理学研究科修了生、2名が合格!(合格率100%)
令和4年度の臨床心理士資格試験に大学院心理学研究科修了生が2名受験し、2名とも見事合格しました。
本学の受験者の合格率は、100%です。(令和5年現在)
令和4年度の全国平均の合格率は、64.8%でした。
令和2年度修了生
勤務先 埼玉学園大学臨床心理カウンセリングセンター 相談研修員私は、中学・高校時代に学校へ行けない日々があり、その時に周りの人達に支えられる経験をしたことから、臨床心理士を目指したいと考えました。埼玉学園大学大学院には、学部時代に心理学を学ぶ中で、大学院へ進学し学びを深めていきたいと感じ、本大学院で学びたいと考え進学しました。
大学院生活では、臨床心理学の基礎を学び、その中で自分の未熟さを痛感することも多々ありました。その中で、時に厳しく、時に優しくアドバイスを下さる先生方からの細やかなご指導や、私にはない別の視点からの意見を下さる先輩方、同期生、後輩の存在が、自分が学びを深める大きな支えとなりました。
今後は心理職として働くなかで、他者の気持ちに寄り添いながら、必要な時に踏み出す力を与えることができる存在になれるよう、さらに学びを深めて努力していきたいと思います。
令和元年度修了生
勤務先 越谷市教育センター
埼玉学園大学心臨床心理カウンセリングセンター 相談研修員本大学院入学前は学校現場で、児童・生徒への援助の仕事をしていました。しかし、悩みを抱えた子どもたちや、その保護者の方々と接する頻度が高くなればなるほど、専門知識の必要性を痛感し、本大学院で学ぶことを決意しました。
本大学院に入学してからは、改めて、臨床心理学と向き合う2年間でありました。本大学の臨床心理カウンセリングセンターでの実習では、心理職としての立ち位置や、面接の進め方など、きめ細やかにご指導いただき、今後心理職として活動していく上で、大変勉強になることばかりでありました。
現在は、大学院で学んだことを活かし、教育の領域で仕事をしています。
資格取得後も、学ぶ姿勢を忘れずに、教育の場での支援を続けていきたいと思っています。
令和元年度修了生
勤務先 茨城県土浦児童相談所
埼玉学園大学臨床心理カウンセリングセンター 相談研修員私は高校生の時、心の支援の大切さを深く感じるようになり、臨床心理士を目指すようになりました。埼玉学園大学大学院は少人数体制で学内・学外共に実習が充実している点や先生方の専門分野が多岐に渡ることに魅力を感じ、入学を決めました。大学院生活ではやるべきことが多く、悩むことや苦しいことがたくさんありました。時に無力感を感じることもありましたが、親身になってくださった先生方のおかげで乗り越えることができました。さらに先輩方や同窓生、後輩の方々との関わりの中で様々な考え方や視点に触れる機会ともなりました。これらの体験は自分自身を見つめ直す機会ともなり、人間として一回りも二回りも大きく成長できたと感じ、貴重な財産となりました。
埼玉学園大学大学院には皆さんの夢や挑戦をサポート・応援してくれる先生方がいらっしゃいます。ぜひ謙虚な気持ちと積極的な姿勢で挑戦してみてください。それが皆さんの将来の財産になると思います。応援しています。
私もまだまだ未熟者ですので、謙虚かつ積極的な姿勢で研鑽に努めていきたいと思います。
平成30年度修了生
勤務先 県内医療センター 総合相談室
埼玉学園大学臨床心理カウンセリングセンター 相談研修員私は人生の後半をこれまでの経験を活かした仕事がしたいと考え埼玉学園大学の大学院で学びました。そこでは公認心理師と臨床心理士取得の夢を叶えるためにチャレンジした2年間でした。
指導担当の先生はもちろん、他の先生方にも手厚いご指導を頂き、心理学の広く深い世界を知ることができました。また、様々なバックグランドを持つ同級生や先輩・後輩との関わりの中で、自分の個性を再発見する機会にもなりました。そして、これからの自分がどんな心理士になるかという新たな目標を考えることができました。
卒業後も、同窓生と月に1度の勉強会で情報交換をしたり、先輩からの励ましや面接のアドバイスを頂きながら自分のペースで学習を続け、試験に合格することができました。
現在は医療の現場で、心の健康を支える専門家として仕事をしています。先生方や同窓生とのご縁を拠り所として、これからも励んでいきたいと思っています。
皆さんの夢を支えてくれる先生や職員がいます。チャレンジを応援しています!
平成30年度修了生
勤務先 社会福祉法人 まあれ愛恵会(保育園の巡回カウンセラー)先生方の厚いご指導を受けながら、修士論文の執筆や、学内ケース・学外実習等に臨めたことで、心理臨床家として必要となる知識や技術の土台を築くことができました。そして、院生の先輩、同期、後輩の方々と意見を出し合ったり、励まし合ったりしながら大学院での日々を過ごせたことは、貴重な財産になりました。
大学院においては、何事にも積極的、かつ責任を持ちながら動いていく姿勢が求められます。さらに、人との繋がりや関係性も大切にして、協力しながら過ごしてもらえたら、と思います。
平成27年度修了生
勤務先 県内民間病院の臨床心理士(常勤)出身高校 山形県立山形東高等学校
出身大学・学部 青山学院大学教育人間科学部心理学科大学院一期生ということもあり全て模索しながらの二年間でしたが、先生方の熱いご指導を一身に受け日々充実しておりました。皆さんも先生、先輩、同期、いずれは後輩との繋がりを大切にしながら沢山のことを学んで下さい。
平成27年度修了生
勤務先 狛江市教育研究所出身高校 立正大学付属立正高等学校
出身大学・学部 立正大学心理学部臨床心理士試験の合格は、試験勉強の成果もあるとは思いますが、それ以上に日々の人間関係や臨床実践で得られる感覚と向き合ってきた延長によるものだと思います。これから臨床心理士を目指される方には是非、人とのつながりや自分自身の感覚を大切にしてもらえたらと思います。
平成27年度修了生
勤務先 民間会社保健事業部臨床心理士(常勤)出身高校 福岡県立筑前高等学校
出身大学・学部 法政大学現代福祉学部臨床心理学科大学院での先生方からのご指導や、院生同士で切磋琢磨したことの全てが学びと成長になりました。臨床心理士資格試験は、自分に合う勉強計画を早目に立てることをお勧めします。資格取得後も心理臨床家として研鑽を重ねていきたいと思います。
平成27年度修了生
勤務先 都内民間メンタルクリニック親身になって指導していただける先生方に出会え、人間的に成長することができた2年間でした。
大学院への進学を考えていた時に、埼玉学園大学大学院は先生方の専門分野が多岐に渡っていることを知りました。そのため、心理学を多方面から学ぶことができ、2年間という限られた時間の中でより成長できるのではないかと考え受験することにしました。大学院での学びは先生方の考えを聞くことや指導を受けて、自分がどう感じたか、どう考えたかを自分の言葉を用いて伝えることを求められました。そのため、自分自身を見つめ直すことの重要性を学ぶことができました。また、少人数であったため、些細な疑問でも先生方に質問することができ、その疑問に対して丁寧に答えていただけたため、非常に恵まれた環境だと感じました。困ったことがあった際には、自分一人だけで解決するのではなく、同期や先輩後輩方が一緒になって考えてくれたことは大変ありがたい経験でした。私は大学院に入学するまで、2年間は長いものだと思っていました。しかし、修了した今となっては、あっという間の2年間でした。辛いことや悩んだこともありましたが、環境に恵まれ、今となってはよい経験だったと思うことができ、少しは人間として成長することが出来たのではないかと考えています。そのような貴重な経験をさせていただいた大学院での生活は、私の中で大きな財産となっています。
平成27年度修了生
勤務先 川口市教育研究所大学院生の時は学内のケース、学外実習、修士論文など目の前のやるべき事で精一杯で、自分に余裕がなかったです。しかし、数多くの事を大学院で学ばせていただき、人生の中で一番充実していた時期だと思います。
この度、無事に臨床心理士の資格を取ることができ、ようやくスタートラインに立つことができたので、これからも初心を忘れずに自己研鑽に努めて参りたいと思います。
これから大学や大学院に入られる方も精一杯目の前の事に全力で真摯に向き合っていけば必ず結果が着いてくると思いますので、頑張ってください。
心から応援しております。
平成27年度修了生
勤務先 志木市教育サポートセンター出身高校 淑徳与野高校
出身大学・学部 法政大学現代福祉学部臨床心理学科この2年間は先生方の熱心で親身なサポート、そして同期や後輩達の暖かさに支えられ、人間として成長することが出来ました。この支えと成長があったからこそ、辛いことも乗り越えて臨床心理士の資格を得ることが出来たと思います。
埼玉学園大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻は、「専門的知見をもって、広く社会に貢献できる人材を養成する」という教育理念のもと、教育、福祉、医療、産業、司法の諸領域において、人々の福利と心の健康支援に寄与する高度な心の専門家(科学者・実践者)を養成することを目的としています。
本研究科の目指す人材は、支援を必要とする人々の個性やニーズをエビデンスをもって理解し共有できること、その上で、一緒に歩みながら未来を創造できること。さらに、家庭や学校、職場、地域など関わるさまざまな人々と連携協働できることなど、「エビデンス構築力」「洞察力」「共感力」「行動力」「対応力」「コミュニケーション力」「調整力」など多様な力を持った「心の健康専門家」であり、「科学者・実践者」です。
この目標達成のメルクマール(中間目標)になるのが、「公認心理師」「臨床心理士」の資格の取得になります。一緒に「心の健康専門家(科学者・実践者)」を目指しましょう。
将来期待される活躍分野と就職活動の支援について紹介します。
教育関係 小学校、中学校、高等学校などでスクールカウンセラーとして、子ども達の悩みに寄り添い、教師や保護者の支援を行います。また、大学の学生相談室のカウンセラーとして、学生のサポートをします。 |
福祉関係 児童相談所、児童福祉施設、子育て支援センター、心身障害者福祉センターなどの各種福祉相談機関などで相談員、カウンセラーとして心のケアに従事します。 |
医療関係 病院やクリニックなどで心理セラピストとして心理療法を行います。また、他の医療スタッフと連携して職場復職支援プログラムに参加し、メンタル不全者の支援を行います。 |