2022年の夏休み期間を利用して実施した「箱根温泉・プリンスホテル 2022夏季インターンシップ」に参加した20名の修了証書授与式と解団式を、9月29日に行いました。
川口短期大学ビジネス実務学科 齋藤 篤史 教授から、施設別に派遣された学生に対し、業務内容・インターンシップ期間を明記した修了証書を授与したあと、全員でこのインターンシップが無事終了したことを記念して集合写真を撮影しました。2週間の長期インターンシップとして現場研修を最後まで真剣に取り組んだ学生は、みな自信に溢れた表情が印象的でした。
インターンシップでは、分からないことがあってもそのままにしない、一度質問したら必ずメモを取る、いつも笑顔で最後に必ず「ありがとうございます」の一言を添える、事前学習で習得したこの3原則を実行し、最後までそれぞれが責任を果たしました。
漆黒の闇の中、寮までの長い道を二人で毎日往復したこと、慣れない立ち仕事で足を痛めてもそれを見せずにやり抜いたこと、同室の友人と仕事のことを夜遅くまで話し合ったこと、洗濯機の順番待ちで深夜までかかったこと、巡回に来た先生の顔を見たとたんに滲んだ涙、実社会の厳しさとともにたくさんの思い出と大きな自信を胸に、みな元気に戻ってきました。
各受入施設様から、その真剣な取り組み姿勢に「これまで受け入れたインターンシップ生の中で最も戦力になってくれた」、「そのまじめな働きぶりに社員も刺激を受けた」、「学ぶ姿勢のある学生にしか指導しない、皆さんはそれに値する」等の多くのお褒めのコメントをいただきました。
キャリアセンターとも連携して、この経験をこれから迎える就職活動に生かし、それぞれの進路で成果を上げていくことを次の目標として取り組んでいきます。
全体の企画・運営管理を担当した川口短期大学ビジネス実務学科 冨吉 光則 准教授のコメント
「6つの施設に20名という多くの学生が取り組んだ今年のインターンシップは、旅行需要の回復が見えてきたお盆を挟んだ夏の繁忙期に、各施設の戦力となり最後まで全員が精いっぱいやり切ったことに、学生の個々の力強さと成長を感じました。デイリーレポートやLINEのやり取り、中間での巡回、を通じコミュニケーションをとって体調には注意を払いながら全体管理を行い、各施設様から高い評価をいただいた時は、参加学生一人ひとりを誇りに思いました。仕事の厳しさを教えていただきつつ常に学生を見つめ丁寧に指導していただいた各受入施設様、スタッフの皆様には、改めてお礼を申し上げます」