教育方針(ポリシー)

Ⅰ.卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

人間文化学科では、「自立と共生」という本学の教育理念のもと、社会人としての幅広い教養を持つとともに、国際的視野にたって人間と文化・歴史とのかかわりについて理解でき、他者への共感能力と豊かなコミュニケーション能力を備えた人材の養成を目的とします。そのために、人間や社会に関する専門的知識を支える土台となる幅広い教養を備えたゼネラリストの素養を身につけること、情報機器を用いた情報収集能力及び的確な選択と判断に基づいて諸問題を処理する情報活用能力を高めること、さらに、専門的知識を用いて論理的かつ創造的に思考する能力を卒業までに身につけることを学生に求めます。具体的には以下の能力を系統的または総合的に身につけた学生に学士(文学)の学位を授与します。

① 日本と世界の文学、哲学、言語学などに関する専門的知識を修得し、言語コミュニケーション能力を活用して、国際文化理解を促進できる力を備えていること。

② 日本と世界の文化、思想、歴史などに関する専門的知識を修得し、それらの知識を生かして国際化する社会に貢献できる力を備えていること。

③ 多様化する現代社会における人間の行動に関する専門的知識を修得し、人間尊重の立場から人々が直面する諸問題を解決し得る能力・技能を備えていること。

学士号を取得するには、本学に4年以上在学し、かつ所定の授業科目を履修することにより、外国語科目4単位以上を含む全学共通科目を36単位以上、専門科目を68単位以上、他学科の専門科目又は他学部の開講科目から自由選択できる科目18単位以内、合計124単位以上を修得することが必要です。

Ⅱ.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

人間文化学科では、人文科学系の専門分野を中心に学修するとともに、21世紀の国際型・共生型の社会において強く要請される幅広い教養とコミュニケーション能力を身につけることを目的にカリキュラムを組んでいます。

本学科では、外国語科目を含む全般的な教養を学ぶ全学共通科目と、「言語・コミュニケーション科目群」及び「史学・文化・人間理解科目群」の2つの科目群から構成される専門科目を配置しています。科目履修にあたっては、学生が2つの科目群を系統的かつ横断的に学ぶことにより、人文科学を総合的に学修する一方、広い視野に立って様々な問題を考える力を養うために弾力的に科目を履修できるようにします。また、演習に関しては少人数による「教養演習」「基礎演習」「専門演習」「卒業論文又は卒業研究」を学年の進行に応じて配置し、教員と学生間での双方向の授業を展開します。その中では、大学での学びの作法や専門的な文献・資料の収集、調査、分析、発表、討論の方法などをとりあげ、学生の「学ぶ楽しさ、知るよろこび」の体験と自立的・積極的な学修への取組みを促します。

本学科のカリキュラム編成の主眼は以下のとおりです。

① 日本人の思考・価値観の変遷をたどりながらその本質を把握し、日本の文化、思想、文学、歴史を理解する力を養成する。

② 欧米やアジアをはじめとする世界各地域の言語、文化、思想、文学、歴史への理解を深めるとともに、日本文化との比較・対照を通じて国際的な相互理解の重要性を理解させる。

③ 文化や歴史の影響をうける社会的存在としての人間の形成過程を体系的に学ぶことによって、人間及び人間の営みを洞察する力を養う。

④ 国際型・共生型社会の構築に不可欠な言語コミュニケーション能力を培うとともに、情報社会の進展に対応できる情報活用能力及びメディアに対する判断能力を身につけさせる。

以上の①~④に対応する科目を系統的・総合的に学ぶことで得る知識や技能を活かし、人間や文化にまつわるさまざまな問題の発見・探究・解決を実践します。これらの実践を通して、批判的・論理的・創造的な思考能力を養います。1・2年次での全学共通科目及び学科専門科目の系統的な学びを基盤として、学生がより専門的な人文科学の問題について発見・探究・解決を実践する場として3年次の専門演習を位置づけます。そして、専門演習で培った能力を発揮するために最終学年において卒業論文ないしは卒業研究を課すこととします。

さらに、中学校教諭一種免許(国語・英語・社会)、高等学校教諭一種免許(国語・英語・地理歴史)取得のための教職課程を設置するほか、図書館司書、博物館学芸員、学校図書館司書教諭、社会調査士の資格取得が可能となるよう、必要な授業科目を配置します。また、これらの免許や資格の取得を奨励するため、学生にわかり易い履修モデルを用意します。

Ⅲ.入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

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