心理学研究科

(公財)日本臨床心理士資格認定協会 第1種指定大学院
公認心理師カリキュラム対応

公認心理師・臨床心理士やスクールカウンセラーになるための科学的知識、高度な実践能力を身につけます。

現在日本の社会では、子どもから大人、高齢者に至るまで、こころの支援を必要とする様々な問題が急増しています。本研究科では、教育、医療、福祉などのヒューマンケア領域で、公認心理師や臨床心理士としてこうした問題を抱える人々のこころの健康をサポートできる高度な心理支援専門家を養成します。本研究科で培った専門知識や実践的な対人援助技術、研究スキルを駆使して、人々のこころの健康と幸福の実現に貢献できることを期待しています。

「公認心理師」(国家資格)養成に対応します。

本学の心理学研究科と心理学科では、公認心理師養成カリキュラムに対応しています。

本大学院修了生全体の臨床心理士資格取得率は約8割です(2019年現在)

カリキュラム

基幹科目群

「臨床心理学特論」「臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践)」「臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習)」「臨床心理基礎実習」などの科目を通じて、深く共感的に個人と関わり、こころの問題を解決するための援助能力を育成します。

臨床心理学特論Ⅰ/臨床心理学特論Ⅱ/臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践)/臨床心理面接特論Ⅱ/臨床心理査定演習Ⅰ(心理的アセスメントに関する理論と実践)/臨床心理査定演習Ⅱ/臨床心理基礎実習Ⅰ/臨床心理基礎実習Ⅱ/臨床心理実習(心理実践実習)/臨床心理実習Ⅱ

基礎科目群

「データ解析法特論」「臨床心理学研究法持論」などの科目を通じて、より高度で科学的な方法論を修得し、「発達心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)」「人間関係学特論」などの科目を通じて、人間のこころの発達の多様性と複雑性をより深く理解する能力を育成します。

データ解析法特論/臨床心理学研究法特論/教育心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)/発達心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)/人間関係学特論

発展科目群

「グループ・アプローチ特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)」などの科目を通じて、学校・地域・職場などの組織を支援する能力を育成します。「健康心理実践特論(心の健康教育に関する理論と実践)」「心理療法特論」などの科目を通じて、地域の人々のこころの健康を支援する能力を育成します。

心身医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開)/精神医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開)/犯罪・非行心理学特論(司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開)/健康心理実践特論(心の健康教育に関する理論と実践)/心理療法特論/障害者(児)心理学特論(福祉分野に関する理論と支援の展開)/学校臨床心理学特論/グループ・アプローチ特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)/産業・組織心理学特論(産業・労働分野に関する理論と支援の展開)

研究指導

修士論文を作成するためのリサーチスキル、研究計画やその成果を発表するためのプレゼンテーションスキル、論文作成における論理展開力などを育成します。

特別課題研究Ⅰ/特別課題研究Ⅱ

修了要件

●本課程に2年以上在学
●専門科目35単位(必修25単位を含む)以上、「特別課題研究Ⅰ・Ⅱ」各4単位の合計43単位以上を修得
●修士論文を提出して、その審査及び最終試験に合格すること

学位

修士(臨床心理学)

修士論文テーマ

平成30年度修了生
●マインドフルネス傾向が価値の明確化と注意制御に与える影響
●重要な他者と愛着スタイルがアイデンティティに及ぼす影響の検討
●ため込み行動の内的構造と適応機能に関する研究
●青年期前期の親への同一視が大学生のアイデンティティに与える影響
●小学校高学年を対象にした「問題解決」スキルの習得を目的としたソーシャルスキル教育の実践研究
●過去の友人関係における心的外傷後成長が大学生活に及ぼす影響について

平成29年度修了生
●産婦のメタ認知能力が産後の抑うつ傾向に与える影響
● 大学生における日常生活習慣態度と身体感覚の受容性が心身愁訴に及ぼす影響
● 適切な自己開示者の特徴と自己開示時の感情について
-認知的共感性・親和性・自己効力感との関連-
●関係性攻撃における同調が敵意・罪悪感に与える影響について
● 中学生を対象としたネガティブ感情への対処スキルの獲得を目的とした研究

平成28年度修了生
●Twitterを用いた筆記表現法が主観的幸福感へ及ぼす効果
● 気になる子どもの保育における保育者の「効力感」と「孤独感」の関係―保育者の相談支援に着目して―

本大学院修了生全体の臨床心理士資格取得率は約8割です(2019年現在)

 臨床心理士資格試験 合格者の声

小林桃子
勤務先 県内民間病院の臨床心理士(常勤)

大学院一期生ということもあり全て模索しながらの二年間でしたが、先生方の熱いご指導を一身に受け日々充実しておりました。皆さんも先生、先輩、同期、いずれは後輩との繋がりを大切にしながら沢山のことを学んで下さい。

宮戸 悠貴
勤務先 狛江市教育研究所

臨床心理士試験の合格は、試験勉強の成果もあるとは思いますが、それ以上に日々の人間関係や臨床実践で得られる感覚と向き合ってきた延長によるものだと思います。これから臨床心理士を目指される方には是非、人とのつながりや自分自身の感覚を大切にしてもらえたらと思います。

菊池沙也加
勤務先 民間会社保健事業部臨床心理士(常勤)

大学院での先生方からのご指導や、院生同士で切磋琢磨したことの全てが学びと成長になりました。臨床心理士資格試験は、自分に合う勉強計画を早目に立てることをお勧めします。資格取得後も心理臨床家として研鑽を重ねていきたいと思います。

陶山 和輝
勤務先 都内民間メンタルクリニック

親身になって指導していただける先生方に出会え、人間的に成長することができた2年間でした。

大学院への進学を考えていた時に、埼玉学園大学大学院は先生方の専門分野が多岐に渡っていることを知りました。そのため、心理学を多方面から学ぶことができ、2年間という限られた時間の中でより成長できるのではないかと考え受験することにしました。大学院での学びは先生方の考えを聞くことや指導を受けて、自分がどう感じたか、どう考えたかを自分の言葉を用いて伝えることを求められました。そのため、自分自身を見つめ直すことの重要性を学ぶことができました。また、少人数であったため、些細な疑問でも先生方に質問することができ、その疑問に対して丁寧に答えていただけたため、非常に恵まれた環境だと感じました。困ったことがあった際には、自分一人だけで解決するのではなく、同期や先輩後輩方が一緒になって考えてくれたことは大変ありがたい経験でした。私は大学院に入学するまで、2年間は長いものだと思っていました。しかし、修了した今となっては、あっという間の2年間でした。辛いことや悩んだこともありましたが、環境に恵まれ、今となってはよい経験だったと思うことができ、少しは人間として成長することが出来たのではないかと考えています。そのような貴重な経験をさせていただいた大学院での生活は、私の中で大きな財産となっています。

宗形武志
勤務先 川口市教育研究所

大学院生の時は学内のケース、学外実習、修士論文など目の前のやるべき事で精一杯で、自分に余裕がなかったです。しかし、数多くの事を大学院で学ばせていただき、人生の中で一番充実していた時期だと思います。
この度、無事に臨床心理士の資格を取ることができ、ようやくスタートラインに立つことができたので、これからも初心を忘れずに自己研鑽に努めて参りたいと思います。
これから大学や大学院に入られる方も精一杯目の前の事に全力で真摯に向き合っていけば必ず結果が着いてくると思いますので、頑張ってください。
心から応援しております。

学長メッセージ

峯岸 進

峯岸 進

学長
埼玉学園大学大学院心理学研究科は、心豊かな公認心理師、臨床心理士を養成します。

本研究科の臨床心理学専攻では、地域社会と時代の要請に応える「こころの健康専門家」として公認心理師、臨床心理士の養成を目指しています。それは、しっかりとした科学的思考と高い精神性を備えることによって実現されるものと考えております。本大学院では、こうした高い志をもった教授陣のもとで、日々学生の教育研究指導に邁進しております。
将来、人々の福祉と未来創造に関わる専門職者として公認心理師、臨床心理士の道を考えている人は、是非、本大学院で学んでいただきたいと願っています。

研究科長メッセージ

小玉 正博

小玉 正博 前 筑波大学大学院人間総合科学研究科教授, 医学博士, 臨床心理士

心理学研究科長
人に寄り添い、希望を育む「こころの健康専門家」を養成します。

埼玉学園大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻は、本学の建学精神である「自立と共生」を具現化し、「広く社会に貢献できる人材を養成する」という教育理念のもと、教育、福祉、医療などの諸領域において地域の人々の福祉と心の健康支援に寄与する高度な心の健康専門家を養成することを目的としております。
本研究科の目指す人材養成の方向は、地域の個性とニーズを理解できる「洞察力」、人々と希望を共有し、積極的に未来を創造しようとする「行動力」、さらに家庭、学校、地域、職場をつなぐ「コミュニケーション力」を持ち、人とかかわることのできる「心の健康専門家」の養成です。こうした目標実現のために広い視野と科学的な思考、臨床的な態度を身につけ、適切な心理学的支援を展開できる公認心理師、臨床心理士を養成することを目指します。

学びの特長

学びを通じて、専門家になる力が養われます。

体系的で高度な臨床心理学の学びを通じて、以下のような具体的かつ実践的な力を養うことができます。

  • 心理診断と心理テストに関する知識と技術
  • 個人を対象としたカウンセリング技法
  • グループワーク、ソーシャルスキル訓練などの集団を対象としたカウンセリング技法
  • 地域や職場のメンタルヘルス向上に関するコンサルテーション能力
  • 臨床心理学に関する研究能力

こころの健康専門家、公認心理師・臨床心理士になるための科学的知識、高度な実践能力を身につけます。

本大学院では、教育、福祉、医療等のヒューマンケアの領域で、公認心理師、臨床心理士が活躍するために必要な、科学的知識や高度で実践的な対人技術能力を養うことができます。
現在日本では、子供から大人、さらには高齢者に至るまで、心理的支援を必要とする人々が増加しています。将来は、本大学院で培った力をもとに、人々のこころの健康をサポートできる公認心理師、臨床心理士として社会に貢献してください。

1. 育成する人材像

複雑化した現代社会では、メンタル不全に悩む人がますます増加しております。こうした問題に対処するには確かな専門知識と技術を持った対人援助の専門家が必要です。本大学院では「研究者実践家モデル」に基づいた臨床心理学のカリキュラムを用意し、科学的知識をカウンセリング技法やコンサルテーション能力などの高い対人援助能力を兼ね備えた公認心理師、臨床心理士を養成します。

2. 指導方針

心理的支援を行うために必要な知識を習得する科目群は、すべて臨床心理士の資格を持った専任教員が担当します。また、実践能力を養うために行われる教育機関や福祉施設や病院などでの現場実習については、臨床心理士の資格を持った専任教員全員が指導にあたります。このように実際に臨床心理士の資格を持つ教員が指導することで、専門的知識と実践能力の有機的統合を目指します。心理学研究科_01

3. 研究体制

座学や文献による知識の習得だけでなく、事例研究方式、課題討論方式、ロールプレイング、グループワーク、模擬実習など具体的な“体験” 学習を通じてより実践的な能力をも養います。また、修士論文を作成するためのリサーチスキル、研究計画やその成果を発表するためのプレゼンテーションスキル、論文作成における論理展開力なども同時に養成していきます。心理学研究科_02

埼玉学園大学 臨床心理カウンセリングセンター

臨床心理カウンセリングセンター_01 臨床心理カウンセリングセンター_02臨床心理カウンセリングセンターは、臨床心理学の分野で研究と実践を深めてきた教員がカウンセラーとしてさまざまな心理的問題に応じています。相談内容は対人関係の悩み、性格・行動の問題、学校不適応、発達上の問題などさまざまです。また本センターは公認心理師、臨床心理士をめざす大学院生の臨床心理実習の学内施設も兼ねており、教員の指導のもとで大学院生が実際に面接を行い、心理面接について深く学んでいきます。

修了後の進路

将来期待される活躍分野と就職活動の支援について紹介します。

教育関係
小学校、中学校、高等学校などでスクールカウンセラーとして、子ども達の悩みに寄り添い、教師や保護者の支援を行います。また、大学の学生相談室のカウンセラーとして、学生のサポートをします。
福祉関係
児童相談所、児童福祉施設、子育て支援センター、心身障害者福祉センターなどの各種福祉相談機関などで相談員、カウンセラーとして心のケアに従事します。
医療関係
病院やクリニックなどで心理セラピストとして心理療法を行います。また、他の医療スタッフと連携して職場復職支援プログラムに参加し、メンタル不全者の支援を行います。

ニュース&トピックス

大学院「心理学研究科」説明会の開催

開催日時 平成30年1月20日(土)13:00 ...   続きを読む


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